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新米・坊守さんのつぶやき

2018.07.26 沖縄に行ってきました 〜前半〜

長らくご無沙汰をしており、大変申し訳ありません。
皆様、お元気でしょうか。
西日本豪雨で被災された方におかれましては、心中お察しいたします。
くれぐれも早い復興をと願うものの、災害レベルのこの暑さの中、
くれぐれも熱中症には気を付けて、無理をしないでください。

さて、夏と言えばもちろんお盆ですが、
私達日本人が忘れてはいけない「終戦記念日」がやってきます。

学生の頃、恥ずかしながら太平洋戦争についてほぼ無知な状態のまま
私はアメリカの大学へ留学しました。
そして二年目に同時多発テロが発生し、ある衝撃的な発言を聞いた事により、
ようやくアメリカと日本の歴史について深く考えるようになりました。

「何も予告せずにこんな事をするなんて、まるで真珠湾攻撃だ!」と、
その頃授業を担当していたうアメリカ人の教授が言ったのです。

それまで私はアメリカは自由の国で、差別は少なからずあるにしろ、
日本に対してそのような感情を抱いているとアメリカ国民がいると思っていなかったので、
とてもショックを受けたのを覚えています。

帰国後も英語教育の仕事に携わっていた私は、アメリカ出身の同僚と仕事する事も多々あり、
日本人と変わらずに対等で良好な関係を築く事が出来ましたが、
彼らとこの戦争の話しをした事は、いまだありません。

そんな中、先月副住職と沖縄へ行かせていただきました。
日蓮宗青年会が毎年6月23日の「沖縄戦終結の日」に行う
慰霊行脚に同行させてもらったのです。

〜次回に続く〜


2018.06.12 紫陽花の季節ですね

早いもので2018年も半年を過ぎ、折り返し地点に差しかかりました。
時間が過ぎていくのはあっという間ですが、
それでも季節や風景などを慈しむ心を失いたくないと思う、
今日この頃です。
お寺では、きれいな紫陽花が花を咲かせています。

ジメジメした梅雨の季節も、恵みの雨をもたらしてくれているんだと、
感謝しなくてはですね。



2018.05.17 科学と仏教

皆さま、ご無沙汰しております。
長い間サボってしまっていてすみません。
今日は久しぶりに新米・坊守の「考えすぎネタ」をお送りします。そうです、長文です(笑。
お忙しい方は、時間がある際にお読みくださいね。

先日、厄払いをしにお寺にお越しになった若い方がいらっしゃいました。
「もしかしたら、憑かれているかも・・」というご相談でした。
  滅多にないご相談に私も立ち会い、改めて考える機会を頂いたのでした。

幽霊、皆さんは信じますか?
中にはお寺の人(特にお坊さん)は全員霊感があるのでは?と思われる方もいらっしゃいますが、
うちのお寺のお坊さんは、2人ともそういう能力は持ち合わせておりません。

そういう私も霊感は0ですが、実家の母が少しだけあるので、
幽霊はいるものだと小さい頃から思っていました。
が、自分には関係ないものだとも思っていました。
目に見えないものは、ただ「お話の中に存在するもの」としてしか
捉えられなかったのです。
しかし、お寺に嫁いでからは、その考えが少しずつ変わってきました。

幽霊だけではなく、仏さまやご先祖さま、死後の世界・・。
もっと言えば「悟り」や「感謝」「ご縁」など、
そのものが 目に見えないもの。
そういうものを疑いなく信じること、そして精進すること、
それが仏教なんですよね。

なんとなく、そういったものを感じるようになってきました。

昨今科学の力がどんどん進歩し、
100年前には確認出来なかったあらゆるもの(病原菌など)の存在が
当たり前となっています。
住職いわく、「悟りの状態」を脳波で表す研究などもされているそうです。
そうして仏教も形を得て、科学の力で証明される日も、もしかして近いのかもしれませんね。
そうしたら、もっとお寺が社会に必要とされるかも!寺離れの現状を打破出来るかも!
なんて思ったりもしますが、
でも、形にはしてほしくない、そんな風にも思ってしまう私なのでした。
 


2018.03.23 桜が開花しましたね☆

昨日まで雨が続き、天気が安定しなかった福岡ですが、
つい先日桜が開花いたしました!

北九州で有名なお花見スポットは
何と言っても小倉城!
お寺から歩いて5分!とても近いのです。 開花状況を確認したところ、昨日は二本の桜の木が花をつけていましたが、
今日以降の気温の高さで、今週末までに一気に咲き誇るのではないかと思います☆

寒さ暑さも彼岸まで。
いよいよ春ですね!

※二枚目に写っているのは我が家の愛犬・レン君です。


2018.02.20 無償の心

〜前回のつぶやきの続きです〜

前回のつぶやきで、「人はお金を支払うという行為をすると、必ず費用対効果を期待する」というお話をしました。
そしてそういう概念が存在しないのが、「仏教の世界」だともお話しました。

皆さんもご存知のように、お寺にももちろん、「お布施」という形でお金のやりとりは存在します。
しかしほとんどの場合は、その額が決まっておらず、全て「お気持ち」ですよね。
ビジネスマインドが強かった嫁入り当初の私は、「あなた次第」なお寺の世界に戸惑いを感じた事もあり
むしろ「定価」を決めたらいいのにと思っていました。

でもそれは、私の大きな勘違いでした。

「これはいくらですか?」
「これは〇〇円です。」
こんな風にすぐに答えが返ってくるのが、今の世の中。
分からない事があればインターネットで検索すればすぐに解決する。そんな世の中。
「自分で考え、自分で答えを出す。そしてそのことに責任を持つ」
そういった機会は、どんどん減ってきているように思います。

そんな中、見返りを求めず無償で施す。
疑問を抱くこともなく当たり前に出来る当山のお檀家さん達は、
本当に素晴らしいなぁと、心から思うのです。

私も「ちょっとでも損したくない!」とか「これだけ費やしたのだから、結果が出て当たり前」
などという卑しい気持ちを忘れるため、
毎日精進しなくてはと思う、坊守3年目の冬なのでした。


 



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