海宝山 妙乗寺

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新米・坊守さんのつぶやき

2017.05.15 信仰のお山と仏さま

こんにちは^^
すっかり暑くなってまいりましたが、皆様お変わりないですか?

私は先週、副住職と共に総本山の身延山久遠寺がある山梨県へ行ってまいりました。
久遠寺をお参りしたのはこれで2度目ですが、今回は信仰のお山である「七面山登頂」が最大の目的。
ご近所の寺院とそのお檀家さんと共に3日間かけてお山を登ってきました。

お気づきの方もいるかもしれませんが、私は日ごろ運動を全くしないため、最初何千メートルのお山を登ると聞いた時は
不安しかありませんでした。
というか、登る寸前まで、不安でいっぱいでした(笑。
しかし、片道4時間かけてなんとか無事に登りきる事が出来たのは、様々な方のお力があったからこそです。

大きな力となったのは、日ごろからお世話になっているお檀家さんがくださった登山グッズの数々。
私が登ると聞き、亡くなられた奥様が愛用されていた登山シューズ、レイングッズ、スティックなどを譲ってくださったのです。
奥様は七面山に登られた事がないと聞き、「こりゃぁ運動不足とか言ってられん!」と奮い立つ事が出来ました。

登山中って、見ず知らずの方にすれ違うと、皆さん自然と「こんにちは。お気をつけて」とか、声を掛け合うんですよね。
箇所箇所で出会える優しい言葉。みなさんキツイはずなのに、それでも笑顔を絶やさず励まし合う心。
そんなやりとりがあったからこそ、最後まで諦めずにいられたのだと思います。
そうして最高齢なんと78歳を含む全18名のメンバーが、無事に登りきる事が出来ました。

そして何と言っても忘れられないのが、下山前の早朝5時に見たご来光。
中々見る事が出来ないと聞いていたのですが、幸運にも私たちは拝ませていただくことが出来ました。
温かい光に包まれていくお山を、お題目を唱えながら見ていると、
なんだか色々な事が思い出され涙が止まらなくなりました。
ふと隣に立つ副住職に目をやると、私以上に号泣。

お寺に嫁いで良かったと、心から感じました。

七面山は信仰のお山だからか、はたまた標高が高いからか(笑、
足を踏み入れるだけで守られている空気を感じる事が出来ます。
山頂には七面天女様が祀られているお寺があり、
頑張ったご褒美に私たちの心の鍵を開け、思いを叶えてくれるとか。
今回登山に挑んだ全員が、それぞれの思いを背負って登っていました。私もその一人です。

でもお願い事をするとか、その願いが叶うとかでなく、そのお山を登ろうとする方や迎えてくれる方がとにかくとても温かく、優しい。そんな皆さんの中にこそ「仏さま」がいらっしゃるんだと、
つくづく感じたのでした。


2017.04.16 折伏摂受

皆さん、こんにちは☆
ようやく春らしい気候になってきましたね。

さて、先週金曜日の4月14日に、今年初めての「お勉強会」に参加してまいりました。
毎回楽しみにしている勉強会ですが、今回私が一番心に残ったのは
「折伏・摂受」教えでした。

みなさん、聞かれた事ありますか?
これは「しゃくぶく」と「しょうじゅ」と読み、正反対の意味を持っています。

折伏は悪いものを正し、良いものを教えること。
摂受は悪いものも良いものも一旦は受け入れること。


お釈迦様はこの二つのお心を持って、私達衆生を導いてくださっているのだと、(勉強会の)先生はおっしゃっていました。

海外暮らしが長かった私は、頑固で強情という性格にも助けられ、折伏の心が強いように感じます。
しかしお寺の世界に飛び込んでからは、摂受の心を持つ事の大切さ(そして難しさ)を実感しています。
価値観や生き方などが多様化している昨今は、
「摂受」の心を求められますよね。
が、悪いものは悪い!と言える強さも大切。
特に混沌とした世界に生きる人にとっては、この折伏が光になる事があるのですから。

これらをバランス良く持ちながら人に接する事は至難の業ですが、
それが出来れば仏さまのように悩める人々を導く事が出来るのだと思います。

ちなみに日蓮宗のお寺では、日蓮聖人の折伏像が本堂・御宝前に祀られている事が多いのですが、
これは日蓮聖人が生涯をかけて「法華経こそが正しい教えだ」と
世の中に訴えられた姿を表しています。
日蓮宗のお寺をお参りした際は、是非そのお姿を見てくださいね。


2017.03.18 お寺と檀家さんと祈願

こんにちは!皆さんいかがお過ごしですか?
私達は17日から春彼岸が始まりました。
一日中お経回りをする住職・副住職はもちろん、お寺にいる母と私も
いつも以上にお檀家さん達に会えるので、色々とお話など聞けて忙しくとも楽しい一週間です。

3月のこの時期と言うと私達寺族にとってはお彼岸がメインのイベントですが、
学生さんやそのご家族からしたら、「卒業シーズン」でもありますよね。
そして1.2ヶ月前に受験を終え、合格発表をドキドキしなかがら待っている、
という時期でもあると思います。

私は恥ずかしながらも海外生活が長かった為、自分自身では受験を経験した事はないのですが
嫁ぐ前は教育業界に身を置いていた為、受験のために学生がどれほど頑張り、
そのご家族がどれほどのサポートされるのかは、客観的ではありますが知っています。
「寝る間も惜しんで」が言葉だけでなく、本当に実践される時期ですよね。

そんな苦しい時期の中で遠くから支えになるのが、私達の役目なのではと思います。
福岡と言えば学問の神様がまつられている太宰府天満宮がありますが、
そんな中でも私達のお寺にもお守りを求めてくださる方や、祈願を依頼してくださる方がいらっしゃるのは本当に嬉しい事です。
お寺と信者さんには「うちのお寺、うちの檀家」という絆が強いので、
祈願にもより力が入る気がいたします。

早いものであと10日で4月。新学期、新年度です。
皆様にとって素晴らしい新生活のスタートになるよう、ご先祖様への供養と共に、お参りさせていただきたいと思います☆


2017.03.13 First English blog in 2017!

Haven't written English articles for ages!
Three months have passed since the new year, and spring is coming soon. We hope everyone is enjoying the season:)

Today, I want to write about "Ohigan", equinotical week which starts from this coming Friday, March 17th. 
Japanese people believe that they have opportunity to meet their ancestors during Higan and Obon.
For this reason, we visit their ancestor's graves, clean them and pray for the good. They offer flowers and sweets called "Ohagi", as well as insence sticks and tea.
For those of who have difficulties visiting the graves,
they sometims invite Buddhist priests to their houses, and have them read sutra in front of the altars.
It is the second busiest time for my husband and father in law for this reason.

Thinking about ancestors always remind us of the importance of lives.
If you want to feel our pray, please visit temples nearby your house. Of course, you can visit us at Myojoji in Kokura, Kitakyushu!
  


2017.02.19 毎月17日はお寺の日。

晴れの日が続いており、寒くともホッと心が暖まる週末ですが
皆さんいかがお過ごしですか?北九州・小倉では本日北九州マラソンが開催されており、
私の義兄も参加しております。ガンバレ!

さて、去年の4月から始まった信行会もコツコツと回数を重ね、
もうすぐ一年が経とうとしています。
開始当初から変わらないメンバーが来てくれていますが、
思えば実施するのは毎月17日と決まっているので、曜日はバラバラなんですよね。
お寺は曜日ではなく日にちで動くことが多いのですが、世の皆様方はもちろん「曜日中心」で活動されている。
それなのに「毎月17日は信行会。お寺に行く日」とスケジュールに入れていただいているのは
本当にありがたい事だと、つくづく思います。

今月の信行会では毎度おなじみ副住職のお話から始まり、
竹楽器・アンクルンの練習をしてから皆さんでお茶をする、といういつもの流れでしたが
ある檀家さんがその日の法話を聞いて「私は本当にお浄土に行けるのかしらと不安になりました
とおっしゃられ、それに賛同する方がとても多い事に私はビックリしたんです。
だって私から見たら本当に皆さん信仰熱心で、
必ず日蓮聖人が迎えに来てくださると信じて疑わないような方ばかりだから。
皆さん謙虚な方ばかりなんです。素敵ですよね、本当に。

そんな方々なのに、そうして副住職のお話をきっかけに、
日頃のご自分を振り返る時間を持っていただけるのは
、非常に嬉しく光栄な事だと思います。

私も皆さんに負けじと精進していかなくては!と
いつまでも思う、新米・坊守なのでした。



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