2017.08.26
小さなお坊さんの修行
福岡では暑い日が続いていますが、
皆様お変わりありませんか?
8月も残すところあと1週間ですね。
最近は夏休み終了も間近という事で、テレビでもそういった話題が多く取り上げられています。
私達お寺に生まれた子供達も当たり前ですが、皆さんと同じように学校へ行き、
皆さんと同じように休みがあるのですが、お寺の子供ですと、
少し違った体験が夏休み中に行われます。
その名も「僧風林」。これはお坊さんの子供である「小さなお坊さんの修行」です。
小学校1年生から中学校3年生までを対象とした二泊三日の修行なのですが、
男の子だけではなく女の子も同じように参加出来るので、当山の副住職や姉も幼い頃に参加しました。
(ちなみにその頃の思い出は「足が痛かった。」だそうです。)
毎年違う場所で行われるのですが、今年は開催地が福岡という事で副住職が指導員として参加してきました。
この3日間で子ども達だけで法要が出来るようになるようになるのが目標。
お経の読み方や仏具の使い方などを覚え、最終日にお迎えに来た保護者の前で修行の成果を披露をしたそうです。
小さなお坊さん達の一生懸命な姿に涙がこぼれたと言っておりました。
将来の仏教界、そして日蓮宗を背負って立つ存在である子供達。
今回の僧風林が、僧侶としての第一歩。
これからどんな僧侶になるのか、成長を見守りたいと思います。
※写真は、副住職が小学五年生の時に参加した僧風林から帰ってきて、檀家さん前で報告したときのものです。
マルコメですね。